〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木歌碑拓本 展示 東京国立博物館 1/14〜3/15


[カエデ]


東京国立博物館
特別展「3.11大津波文化財の再生」

  • 会期 2015年1月14日(水)〜 2015年3月15日(日)
  • 会場 東京国立博物館 本館特別2室・特別4室(上野公園)
  • アクセス JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分

2011年3月11日、東日本大震災による大津波は、地域の文化を支えてきた文化財にも甚大な被害をもたらしました。震災後、東京国立博物館は、陸前高田市立博物館、岩手県立博物館やその他の機関と協力し、被災文化財の再生に取り組んできました。本展覧会では、これまでの約4年にわたる成果と現状を紹介し、被災文化財再生への取り組みをお伝えします。

  • 主な展示資料

  石川啄木歌碑拓本(いしかわたくぼくかひたくほん)
   金田一京助
   昭和時代・20世紀
   岩手・陸前高田市立博物館蔵

岩手県出身の歌人石川啄木の歌碑の拓本です。石碑は、大津波により流失してしまったため、拓本は碑文を伝える貴重な資料です。表具も含めた全体が塩と汚泥にまみれ、糊浮きが進んでいました。本紙を安定化処理の後、現在は全ての拓本の本格修理が進められています。

────────────────────────────────────