2014-04-01 啄木しのぶ歌と語り 東京で岩手県人らがステージ 啄木 広場 石川啄木の人生を語りと歌でつづる「石川啄木を歌う、詠(うた)う。」は26、27の両日、東京都江東区の深川江戸資料館で開かれた。奥州市水沢区出身の俳優冨田祐一さんとシンガー・ソングライター枝璃(えり)貴子さんが、漂泊の詩人の生きざまを没後100年を経た現在に表現した。 啄木に影響を与えた大逆事件についても印象的に描かれ、冨田さんはステージの最後に「(特定秘密保護法が成立するなどした)今と啄木が生きた時代の接点を感じている。今こそやらなければと思った」と訴えた。 (2014-03-29 岩手日報)