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没後101年、根強い啄木人気 北海道内10番目の愛好会
釧路で国際啄木学会も9月7日から
- 啄木は21歳だった1907(明治40)年5月から1年弱、函館、札幌、小樽、釧路などに滞在し、各地の青年らと交流。初の歌集「一握の砂」の第4章「忘れがたき人人」を中心に、140首以上の北海道関連の歌を残した。
- 「さっぽろ啄木を愛する会」は愛好家6人が発起人となり、勉強会や専門家の講演会、懇親会を活動の柱に据える。事務局長の斉藤栄さんは「専門知識はいらない。歌が好きな人、歌碑めぐりが好きな人など、『啄木が好き』という人たちとわいわい語り合いたい」と話している。
- 設立総会は5日午後6時半、札幌市中央区のKKRホテル札幌で。参加希望、入会希望は斉藤さん(050・5846・7004)。
- 一方、啄木研究者による国際啄木学会の釧路大会が9月7〜8日、釧路市生涯学習センターと釧路キャッスルホテルを舞台に開かれる。一般参加も可能。【伊藤直孝】
(2013-08-31 毎日新聞>北海道)