〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木に会いに 旭川 <その 1 >

啄木文学散歩・もくじ


2012年4月13日 旭川駅に誕生した石川啄木



新装なったJR旭川駅
鉄道高架化工事が完了し、2011年10月に新駅舎が開業。「川が見える駅」は珍しいとのこと。
駅舎のすぐ後ろに忠別川が流れている。忠別川方面の北口駅前広場の整備はこれからなので、駅構内から北へ出るドアはまだ使用されていない。写真手前が南口駅前広場。整備工事のため囲いがしてある。



ガラス張りの駅舎
駅正面にあった時計付き「夢トライアングル」の大三角形は撤去され、全面ガラス張りの駅舎が旭川の顔になった。



構内にある高さ3mのオブジェ
駅の印象は、天井が高い、広い、木の香りがする。駅構内にはたくさんのテーブルとイスがあり、ベンチのように座れる場所も驚くほど多い。待合室も充実している。



ホームにある四叉柱支承部
「四叉柱 (よんさちゅう) 」は、4本の鉄筋の柱が上に向かって伸びて、大きな屋根(60m×180m)を支えている。ホーム全体で20基ある。地震や風で横から力を受けたときに、その力を伝えないで逃がす構造になっているそうだ。色も形も大きさも大変目を引いて美しい。



啄木像のある旭川観光物産情報センター(旭川駅東側)
写真中央の光が当たっている場所に「水蒸気 列車の窓に 花のごと」の雪の結晶が白く見えその真ん中に啄木の顔がある。
左手前はインフォメーション、中央奥は飲食コーナーのテーブル、右側は地場産販売コーナー。


2012年4月13日、この場所で石川啄木像・歌碑の除幕式が行われた。この日は啄木没後100年の「啄木忌」だった。


旭川に石川啄木の歌碑を建てる会HP
啄木像を建てるまでのこと、啄木と旭川のつながり、啄木の生い立ち、交友関係、ほか詳しい情報が満載のページ。

(つづく