〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木の直筆日記など展示 函館市文学館

啄木直筆の日記を展示した特別企画展

  • 今年で没後100年を迎える歌人石川啄木を資料でたどる特別企画展「石川啄木の終焉と妻節子」が、函館市文学館(市内末広町)で始まった。
  • 直筆展示コーナーでは、啄木の日記や書簡など直筆8点を含む25点を紹介。1911年(明治44年)2月4日の啄木の日記は、入院した日の様子を赤インクでつづっている。日記そのものも背表紙がほつれるなどしており、100年の年月をうかがわせる。(松嶋加奈)

(2012-04-10 北海道新聞>道南)