[サルビア・コクシネア]
短歌甲子園、啄木の地元校が優勝 盛岡第三高
- 石川啄木の出身地で全国36校の高校生が短歌の出来栄えを競う「短歌甲子園」の決勝が21日、盛岡市であり、団体戦で岩手県立盛岡第三高校が、5年ぶり2度目の優勝を果たした。
- 全国40校の高校生が震災復興の願いを込め詠んだ211作品を集めた「復興応援短歌集」も参加者に配布された。この後、被災地の高校などに贈られる。
- 団体戦で、盛岡第三高は「心には 門番なんて必要ない 私はいろんな人に会いたい」と詠むなど素直な気持ちを表現した点が評価された。
- 個人戦で甲府南高3年の内藤瑳紀さんが「君の胸 わたしの内で鳴りしかと振り向けば 若きぶなの幹あり」と詠み最優秀作品賞を受賞した。
(2011-08-21、22 岩手日報、日本経済新聞、山梨日々新聞、ほか)