2011-08-23 ふるさとの山に向ひて/言ふことなし 石川啄木 啄木 広場 [フサフジウツギ] 近事片々:啄木が詠んだ… 啄木が詠んだ<ふるさとの山に向ひて/言ふことなし/ふるさとの山はありがたきかな>を思い起こす。「警戒区域」一部長期化へ、の報に。 向かい合うこと、言葉が不要なほどありがたさを感じること。誰しも持つ故郷の風光から遠ざけられる悲痛を思う。 (2011-08-22 毎日新聞>東京夕刊)