土佐からの手紙:心に咲いた103編の花 大澤前支局長
- 今春まで毎日新聞高知支局長を務めた大澤重人・周南支局長が、在任中の3年間に毎週書いた高知面のコラム「支局長からの手紙」をまとめ、「心に咲いた花−土佐からの手紙」として出版した。
- 歌人石川啄木の父一禎と高知の縁を追い、憲法をお国言葉に訳す学習を紹介してその精神に思いを巡らせ、戦地から届いた軍事郵便を通じて家族の愛に触れ、平和を考える……。
- 今回収録した103本はテーマごとに5章に分けて掲載されている。「知り合った皆さんと人間同士の付き合いが出来たことをうれしく思います。全国に通じる土佐の魅力をこの本を通じて伝えられれば幸いです」
- 四六判293ページで1890円。【藤田宰司】
(2011-07-31 毎日新聞>地域ニュース>高知)