〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木ら「明星」系の文学者たちは、何を思い、何を考えたか

[アオツヅラフジ]


明星研究会 第4回<講演&シンポジウム>
  文学者の大逆事件---<リアル>の衝撃---

今年は日韓併合100年目にあたります。100年前の1910年、思想弾圧も強まり、天皇暗殺を企てたとして幸徳秋水らが検挙されました。世を震撼させた「大逆事件」は、文学者たちにどのような衝撃を与えたか。
事件の被告の弁護を引き受けた弁護士・平出修。平出に思想的理解を促した森鴎外。評論「時代閉塞の現状」を書き同年に歌集『一握の砂』を刊行した石川啄木。絞首刑となった医師・大石誠之助と親交を結んだ与謝野寛と佐藤春夫
こうした「明星」系の文学者たちはリアル(現実)の破壊力を目の当たりにしたとき、何を思い、何を考えたのでしょう。

  • 2010年12月5日(日)13時〜17時(12時半開場)
  • 場所 文化学院 ホール階(13F)東京都千代田区神田駿河台2-5
      • 講演 辻原登(作家)「管野スガの『針文字手紙』から見えてくるもの」
      • 箏演奏 横山裕子「詩からのインスピレーション〜晶子とみすゞ〜」
      • シンポジウム「明星の文学者はどう反応したか」
  • 会費 2,000円(資料代含む) 学生 1,000円
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