【クンシラン開く】
おれが若しこの新聞の主筆ならば、
やらむ──と思ひし
いろいろの事!
石川啄木
- 東京朝日新聞編集長・佐藤北江は、16歳で自由民権運動の結社に加わり、現在の岩手日報の記者となった。
- 20歳で上京。入社した新聞社が翌年買収されて東京朝日新聞となったため、そのまま移籍し、死ぬまでの27年間編集記者を務め、うちほぼ20年を編集長として貢献した。
- 私心がなく無欲。啄木にとって願ってもない金づるだった。
(2008-02-16 朝日新聞夕刊)