〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木の東京生活つづる直筆書簡公開 函館 ~4/18

  • 函館市文学館で函館ゆかりの歌人石川啄木が、義弟の宮崎郁雨にあてた書簡三点の公開を始めた。啄木が東京で執筆活動を始めた1910年(明治43)10月のもので、東京での生活を垣間見ることができる。
  • 書簡は、長男真一が生まれた喜びのほか、処女歌集「一握の砂」の出版準備に追われるなど、多忙な日常生活の様子がつづられている。
  • 公開は2007年4月18日まで。

函館市文学館 TEL 0138-22-9014
(2006-10-21The Hokkaido Shimbun Press.)