〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

思い新たに啄木かるた 盛岡・渋民中


クンシラン


思い新たに啄木かるた 古里の盛岡・渋民中が大会

  • 盛岡市玉山区の渋民中は26日、恒例の「啄木かるた大会」を開いた。今年は歌人石川啄木の歌集「一握の砂」が1910(明治43)年に出版されて、ちょうど100年。記念の年に故郷の歌人の生涯に思いをはせ、全校生徒が熱戦を展開した。
  • 多くの生徒は小学生から啄木かるたに触れているとあって、お気に入りの作品が読まれると、素早く手を伸ばした。
  • 同校の近隣には、啄木が幼年時代を過ごした宝徳寺や石川啄木記念館がある。1年生は歌碑やゆかりの地巡り、2年生は研修旅行で北海道函館市の啄木の墓を訪れている。

(2010-01-27 岩手日報WebNews)