〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2016-07-11から1日間の記事一覧

生涯を懸ける私の城巡り 金字塔は不来方城

高知一の啄木ファン < ばん茶せん茶 不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 啄木の数ある歌の中で私が一番好きな一首である。たった三十一文字の中に無辺の情景を思い癒される。まだ見たことのない盛岡城の様子が目の前に広がって見える。 私…

<雨に濡れし夜汽車の窓に ……>石川啄木

編集手帳<読売新聞 狐がおいしそうな葡萄を見つけた。食べたいのだが、高い所にあって跳び上がっても届かない。狐は捨てぜりふを残して立ち去る。「こんな葡萄、酸っぱいに決まってるさ!」。イソップ寓話の『狐と葡萄』である。 高い部屋は3泊4日で1人95万…

啄木ら戦前に津軽海峡を旅した文人の特別展 青森

[トネリコ] 「青函旅した文人」展開幕/県近代文学館 北海道新幹線開業で盛り上がる青函圏と文学の関係に焦点を当てた特別展「青函を旅した文人たち」が9日、青森市の県近代文学館で開幕した。 初日は同展の開催に協力した県内の文学関係者らが来場し、石川…