〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2014-04-18から1日間の記事一覧

詩人・西条八十が詠んだ詩に曲「啄木に捧ぐ」 50年ぶり復活、函館の音楽家ら編曲

詩人の西条八十が石川啄木にささげて来函時に「立待岬の波静か」などと詠んだ詩に、曲をつけた「啄木に捧ぐ」が約50年ぶりによみがえった。原曲の楽譜をもとに、西条の心が込められた叙情的な詩とメロディーが調和するよう函館の音楽家らが編曲。函館YWC…

寄稿=「南蛮寺門前」めぐる杢太郎の無念

伊東市社会教育指導員・丸井重孝 伊東市立木下杢太郎記念館の第28回特別展が、「南蛮寺門前百年」というテーマで、5月11日(日)まで開催中だ。戯曲「南蛮寺門前」の初出は明治42(1909)年「スバル」第1巻第2号であり、杢太郎の代表作の一つだ。 今回の特別…

音の響き、交友関係から知る啄木 研究者2人が著書出版

国際啄木学会所属の研究者2人が相次ぎ、新規な視点から著書を出版した。 札幌出身で埼玉県在住の目良卓さんは、音相学という音の響きによる分析を踏まえて、「響きで楽しむ『一握の砂』」(桜出版)を刊行した。 盛岡市在住で石川啄木記念館館長の森義真さん…

岩手が誇る歌人・石川啄木をしのぶ 啄木忌

[カエデ] 103回目の啄木忌に100人 岩手が誇る歌人・石川啄木の103回目となる「啄木忌」の法要が命日の13日、18歳までを過ごした宝徳寺(盛岡市玉山区渋民)であった。地元の人や研究者、ファンなど県内を中心に約100人が参列し、歌人をしのんだ。 地元のコー…