「#短歌(tanka)」の世界 1300年の歴史がある短歌が令和の時代に空前のブーム到来 《新潟》
1300年の歴史を紡いできた短歌が令和のいま、空前のブームになっているといいます。ツイッターでは「#短歌(tanka)」が飛び交い、さまざまな情景や心の内が31音の中で表現されています。
- 授業が終わった大学の教室。聞こえてきたのは短歌の評論です。集まっていたのは「新潟大学俳句・短歌会」のメンバー。
それぞれが自作の歌を披露し合います。
令和の学生はどんな歌を詠むのでしょうか・・・。
『母の弁当箱に剥がさないでいるわたしのなまえのおなまえシール』
『体育館の窓が切り取る青空は 外で見るより夏だったこと』
『どうしても傘をパクられる生活パクられ甲斐のある傘を買う』 - この短歌ブームは書店の売り場にも反映されていました。
以前は石川啄木や与謝野晶子のような歴史的な歌人にまつわる本が中心でしたが、最近では若い歌人の歌集が多く店頭に並ぶようになりました。関連の書籍の売り上げはこの3年ほどで2倍以上に増えているといいます。 - SNSで何でも気軽に発信できる今、自由と制限の両立・・・そんな31音の世界が広がりを見せています。
(2023-06-27 TeNYテレビ新潟)
「#短歌(tanka)」の世界 1300年の歴史がある短歌が令和の時代に空前のブーム到来 《新潟》