〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

不来方城跡 [啄木には荒れた城跡 賢治には近代的な公園] という違いがある

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アオキ

啄木と賢治が見た盛岡の近代化~ガイド20周年で講演会/岩手・盛岡市

  • 17日、「盛岡ふるさとガイド」創立20周年を締めくくる事業として記念講演会が開かれました。「盛岡ふるさとガイド」は歩いて楽しむ盛岡の魅力を伝えようと2001年度に発足し、20周年を迎えました。これまで修学旅行生などおよそ3万8000人に盛岡の街を案内しました。
  • 17日は石川啄木記念館の森義真館長が、「盛岡の近代化における啄木と賢治」と題して講演を行いました。10歳年の違う啄木と賢治はともに青春期の10年ほどを盛岡で過ごしましたが、電気・交通といった生活インフラの整備や銀行の創立など街の近代化の過程がそれぞれの作品から読み解けると言います。

石川啄木記念館 森義真館長)

  • 「『不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心』といった草の上は荒れた城跡なんです。啄木にとっては荒れた城跡、賢治にとっては近代的な公園、そういう違いがあるんです」

 (2022-02-17 IBC 岩手放送

 

動画あり

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