〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

 与謝野夫妻には弟のような啄木への思い 〜1/8


[ピラカンサ]


「啄木と与謝野夫妻」企画展…石川啄木記念館

 居候時代の日記展示

  • 歌人与謝野鉄幹(寛)(1873〜1935年)、晶子(1878〜1942年)夫妻が、石川啄木(1886〜1912年)の文学に与えた影響などを紹介する企画展が、盛岡市渋民の石川啄木記念館で開催されている。1月8日まで。
  • 企画展では、啄木の短歌が掲載された「明星」や、啄木が一時居候をしていた与謝野家の様子をつづった日記などを展示している。26歳で早世した啄木を惜しむ2人の短歌などもあり、夫妻にとって、友人であり弟のような存在だった啄木への思いがうかがえる。

(2017-12-03 読売新聞)


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