[スイカズラ]
かつて在籍 江南盛岡高校で「啄木祭」/岩手・盛岡市
- 岩手県盛岡市出身の歌人、石川啄木が盛岡市前九年の江南義塾盛岡高校の前身「学術講習会」に1897(明治30)年6月30日に入塾し9か月間学んだことにちなみ、同校で啄木祭を開いた。今年で34回目となる啄木祭には、全校生徒が参加した。
- 式では生徒会長の川原一真さんが、 「貧困の最中にあっても文学の道に、情熱を燃やし尽くした啄木の姿を、皆さんに誇りを持って見てもらいたい」と語った。
- 生徒たちは壇上に飾られた胸像に献花し、啄木の短歌を朗読したり合唱したりして、学び舎の大先輩の偉業を称えた。全校で「春まだ浅く」を斉唱し、啄木ソムリエの山本玲子さんによる講話を聴講した。
(2017-06-30、2017-07-01 岩手日報、IBC岩手放送、テレビ岩手 ほか)
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