〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「啄木・雪あかりの町・くしろ」アイスキャンドルが街を照らす


[ランプ]


釧路で啄木詠んだ雪明かり再現 足跡たどるイベント

  • 歌人石川啄木が一時期を過ごした北海道釧路市で、啄木の足跡をたどるイベント「啄木・雪あかりの町・くしろ」が21日に開かれた。雪が積もる屋外会場でろうそくをともして、啄木が歌に詠んだ雪明かりを再現。観光客や市民が、歌碑巡りなどを楽しんだ。
  • 啄木は1908年、旧釧路新聞(現北海道新聞)の記者として同市に約2カ月滞在した。この日は、新聞社の社屋を復元した「港文館」周辺で、雪中に氷で囲んだろうそく約250本を設置。その明かりがオレンジ色に浮かび、街並みを照らした。
  • イベントは、啄木が釧路駅に到着した1月21日に合わせて行われ、今年で14回目。

(2017-01-21 共同通信記事




啄木のいた街に雪あかり灯す

  • 21日は、実際に啄木が住んだ釧路港のほとりの街角に手作りのランタンやアイスキャンドルおよそ2200個が並べられ日の暮れた街を優しく照らしました。
  • 午後5時ごろには啄木と、当時ひいきにしていた芸者の「小奴」に扮した男女がアイスキャンドルに火をともす演出も行われ、訪れた人たちは啄木の当時の生活に思いを巡らせていました。

(2017-01-22 NHK北海道 NEWS WEB)記事

北海道新聞河北新報毎日新聞 ほか多数)