〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

岩手)望郷の歌人しのぶ 渋民で啄木忌

  • 望郷の歌人石川啄木が夭折(ようせつ)して103年。幼少期を過ごした盛岡市玉山区渋民の宝徳寺で「啄木忌」法要が営まれた。
  • この3月、東京都文京区小石川の「終焉(しゅうえん)の地」に、最晩年の2首を刻んだ歌碑が建立された。啄木祭実行委員会の右京富弥委員長はこれに触れ、「東京の空を見上げながらふるさとの山河を思った啄木の心に、寄り添ってください」とあいさつした。(阿部浩明)

(2015-04-14 朝日新聞

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