- 石川啄木の命日の13日、少年時代を過ごした盛岡市玉山区渋民の宝徳寺で「啄木忌」が営まれ、地元の関係者やファンら約130人が祭壇で焼香した。
- この後、啄木の研究者で国際啄木学会理事の山下多恵子さんが、啄木を物心両面から支援した歌人で社会事業家の宮崎郁雨をテーマに講演した。
- 2人の出会いから別れまでを豊富なエピソードを交えて紹介し、「郁雨が啄木夫妻を支えたのは、啄木の生き方に憧れたことと、夫妻の姿に、貧しさの中で古里を捨てざるを得なかった自分の両親を重ねたからではないか」と解説した。
(2015-04-14 読売新聞)
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