〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「ひょうたんからコトバ」ふるさとの 訛なつかし

ひょうたんからコトバ
  [国語][2014年度 第5回] 旅 放送日:12月12日
#放送日は過ぎていますが、下記のリンクで動画がみられます#
(右側のチャプターで「scene 10 俳句・短歌」を選ぶ。約1分)


scene 10 俳句・短歌

  ふるさとの 訛(なまり)なつかし 停車場の
    人ごみのなかに そを聴きにゆく
石川啄木
石川啄木岩手県生まれの歌人。明治時代の作品です。啄木は、歌集「一握の砂」、「悲しき玩具」など、生活に根付いた歌をたくさん作りました。この歌はふるさと、岩手県・渋民村(しぶたみむら)を恋しく思った啄木が故郷(こきょう)の「訛り」が聴きたくなり、駅へ向かった情景をうたったと言われています。

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