〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「パリに恋した晶子と寛」-明星研究会主催


[ひな祭り]


第8回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会 
 「パリに恋した晶子と寛−西洋との邂逅」

西洋が日本から限りなく遠かった近代、与謝野寛と晶子は当時としては珍しく夫婦でパリに滞在し、フランスのみならずイギリスやドイツなどを歩きました。明治末の1912年のことです。
その成果は2年後、夫婦の共著紀行文集『巴里より』、晶子の詩歌集『夏より秋へ』、寛の翻訳詩集『リラの花』に結実します。異文化に遭遇し、西洋の息吹に触れた二人は現地で何を見出し、何を吸収したのか。またそれは帰国後の彼らに何をもたらしたのか。多角的に検討したいと思います。

  • プログラム 総合司会:古川玲子

 第1部:ミニ講演
  「1910年代のパリ−政治・社会とメディア」西川 恵(毎日新聞・専門編集委員
  「詩歌集の翻訳の可能性−『リラの花』を中心に」ジャニーン・バイチマン(大東文化大学名誉教授)
 第2部:対談「ベル・エポックのパリを歩いた晶子と寛」 永岡健右(日本大学講師)・松平盟子歌人

  • 参加費 1,000円
  • 申し込み メールかFAXで。当日受付も可能。(アドレス:apply@myojo-k.net   FAX:0463-84-5313(古谷方)
  • 主催 「明星研究会」 
  • 後援 毎日新聞社・国際啄木学会
  • 協力 与謝野晶子倶楽部・与謝野晶子文芸館