第8回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会
「パリに恋した晶子と寛−西洋との邂逅」
西洋が日本から限りなく遠かった近代、与謝野寛と晶子は当時としては珍しく夫婦でパリに滞在し、フランスのみならずイギリスやドイツなどを歩きました。明治末の1912年のことです。
その成果は2年後、夫婦の共著紀行文集『巴里より』、晶子の詩歌集『夏より秋へ』、寛の翻訳詩集『リラの花』に結実します。異文化に遭遇し、西洋の息吹に触れた二人は現地で何を見出し、何を吸収したのか。またそれは帰国後の彼らに何をもたらしたのか。多角的に検討したいと思います。
- 日時 2014年3月30日(日)(開場 午後1時、開始 1時30分、終了 4時30分)
- 会場 「武蔵野商工会議所・市民会議室」東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7(交通 JR中央線吉祥寺駅下車・北口徒歩5分)
- プログラム 総合司会:古川玲子
第1部:ミニ講演
「1910年代のパリ−政治・社会とメディア」西川 恵(毎日新聞・専門編集委員)
「詩歌集の翻訳の可能性−『リラの花』を中心に」ジャニーン・バイチマン(大東文化大学名誉教授)
第2部:対談「ベル・エポックのパリを歩いた晶子と寛」 永岡健右(日本大学講師)・松平盟子(歌人)
- 参加費 1,000円
- 申し込み メールかFAXで。当日受付も可能。(アドレス:apply@myojo-k.net FAX:0463-84-5313(古谷方)
- 主催 「明星研究会」
- 後援 毎日新聞社・国際啄木学会
- 協力 与謝野晶子倶楽部・与謝野晶子文芸館