〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「文京区 石川啄木基金」広く寄付を募る


[ムベ]
 

石川啄木:歌碑設置へ、文京区が基金
 ふるさと納税」活用 /東京

  • 歌集「一握の砂」「悲しき玩具」などで知られる明治の文人石川啄木が生前、上京時に生活していた場所がある文京区で、啄木終焉の地の近くに、歌碑と顕彰コーナーを設置する。この計画に向け、区では今月から「ふるさと納税制度」を活用した「文京区石川啄木基金」を設け、広く寄付を募っている。
  • 文京区では、啄木が最期に住んだ場所の隣接地に高齢者向けのショートステイ施設を建設することになり、敷地内に啄木の歌碑を、施設内1階の一角には啄木の顕彰コーナーを設置する計画をたてた。このプランの推進、完成後の運営を円滑に行うことを目的に、ふるさと納税制度を活用した「啄木基金」を設置することにしたという。歌碑の仕様や顕彰コーナーの具体的な展示内容などは今後、学識経験者や地域の代表者らで構成する検討会で話し合っていく。
  • 寄付申込書(区HPなどで入手可能)を送付後、担当部署が発送した寄付納付書が届き次第、金融機関で納付する方式。詳細についての問い合わせ、及び寄付の申込先は区アカデミー推進課観光担当(03・5803・1174)へ。

(2013-04-20 毎日新聞>首都圏版)


寄付申込書など「文京区石川啄木基金ページ」