〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

小樽の啄木は風のごとくに生きた!



[表紙]


『風のごとくに 小樽の啄木』
  1冊 1,000円(税込) B5判52ページ 7部構成

  • 小樽にゆかりのある明治期の歌人石川啄木の「没後100年」を記念して、市民グループ「小樽啄木会」(水口忠会長)は、記念誌「風のごとくに 小樽の啄木」を出版した。啄木は1907年(明治40年)9月から小樽日報の記者として小樽で暮らし、翌年1月に釧路に移るまで115日間滞在した。
  • 短歌や日記にちなんだ当時の街並みや港のにぎわいなど写真二十数点も盛り込み、市内の歌碑など啄木ゆかりの地11カ所の場所と見どころを解説した地図などを収録している。
  • 水口会長は「啄木の小樽での生活と暮らしぶりを検証する目的は達することができたと思う」と話している。(大滝伸介)

◎ 問い合わせ 水口会長(電)0134・52・2775
            (メール) (10冊以上は特典あり)

  ・小樽市内で販売=市立小樽文学館紀伊國屋書店小樽店・運河プラザ内 1番庫カフェ

◎「小樽文學舎」(文学館の運営協力団体)通販 otarubun@chive.ocn.ne.jp
(2012-05-25 北海道新聞



[古写真アルバムのページ『風のごとくに 小樽の啄木』]

  • 「まえがき」より

小樽では10年ほど前、アマチュアカメラマン撮影による明治30年代を中心とする写真や原板などが多数発見された。これらは啄木が記者として活躍した頃の小樽を知る、貴重な手掛かりとなった。