〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木歌碑の説明板再建 法用寺境内に会津啄木会

  • 会津啄木会の三留昭男事務局長と栗城好次さんは13日までに、会津美里町の法用寺境内にある石川啄木歌碑の説明板を再建した。
  • 歌碑に記された歌は「敵として憎しみ友と やや長く手をば握りき わかれといふに」。会津美里町(旧会津高田町)雀林出身の中野(旧姓小林)寅吉について詠んだ歌。
  • 説明板は、啄木生誕100年の1985年、会津啄木会が歌碑とともに建立したが、木材の劣化で10年足らずで朽ち、それ以降は説明板がない状態だった。啄木の100周年忌にあたる今年、三留事務局長らが再建した。

(2012年5月15日 福島民友おでかけニュース)