〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

台湾 日本統治時代に啄木作品が読まれた


[サルトリイバラ]


啄木の書籍160点展示 没後100年で台湾大図書館

  • 台湾大図書館(台北市)で石川啄木没後100年を記念し、関連書籍が20日まで展示されている。国際啄木学会(会長・望月善次盛岡大学長)が寄贈した約160点を中心に、肖像写真や年譜とともに啄木作品や研究書を紹介している。
  • 同学会評議員で、景文科技大の高淑玲副教授によると、台湾では日本統治時代に日本から来た教員を中心に啄木作品が読まれ、地元の人たちにも広がった。現在も70代以上の人を中心に各種短歌会の活動があるという。

(2012-05-15 岩手日報