〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

啄木に続け 牧水・短歌甲子園 12/24

  • 歌人若山牧水の出身地、日向市は24日、高校生が感性と表現力を競う「牧水・短歌甲子園」を初めて開催する。
  • 短歌甲子園」は石川啄木が育った盛岡市ですでに開かれているが、日向市は「牧水と啄木は親友同士。盛岡市と一緒に高校生の短歌熱を盛り上げたい」と意気込んでいる。
盛岡市の「短歌甲子園」は、地域おこしなどをめざして2006年に誕生。
  • 同様の大会を開くことになった日向市は、事前に盛岡市に相談し、「大会名のアタマに『牧水』をつける」ことで、了承をもらったという。
牧水は1912(明治45)年、歌人仲間ではただ1人、啄木の死を家族とともに看取るなど深い親交があった。(大畠正吾)

(2011-12-17 朝日新聞>マイタウン>宮崎)