[イチョウ]
- 開催期間 :2012年1月21日(土)〜2012年3月20日(火)
日本近代文学史においては、「貧困」とそこに生きる人々を描いた作品が数多く残されています。本展は、樋口一葉から中上健次まで、貧困や社会の底辺を描いた作家たちを取り上げ、近代文学の百余年を「格差社会」という視点から俯瞰します。また文学が描いた社会の真実と様々な問題が、現代日本の現実とどのように繋がっているのかをもとらえ返すものとします。
会期中のイベント
1 文学講座「東北とプロレタリア文学」
2012年1月29日(日)講師 高橋秀晴(秋田県立大学教授)
2 対談「文学は社会をどう描いてきたか」
2012年2月12日(日)川村湊(文芸評論家)・佐伯一麦(作家)
3 文学講座「小林多喜二『蟹工船』と世界」
2012年2月26日(日)講師;島村輝(フェリス女学院教授)
4 展示室リーディング
2012年1月21日(土) 出演;渡辺祥子(フリーアナウンサー・朗読家)
2012年2月18日(土) 出演;館林敦士(俳優)17:15〜18:00