[キウイフルーツ]
石川啄木が旭川に一晩滞在し短歌を詠んだことを市民にもっと知ってもらいたいと、旭川の文化人や経済人らでつくる有志の会が7月9日午後1時半から、ロワジールホテル旭川で、講演会「啄木とあさひかわ」を開く。
主催は、旭川に石川啄木の歌碑を建てる会(会長・相川正志旭川文学資料友の会会長)。役員や発起人には東京旭川会の会員も含め約120人が名を連ねる。
講師は、啄木研究の第一人者で国際啄木学会前会長の近藤典彦さん(旭川市出身、神奈川県在住、元群馬大教授)。会場には、啄木と旭川に関するパネルも展示する。
歌碑を建てる会は、講演会終了後に設立総会を開き、啄木像と歌碑を建てるための募金運動を始める。没後100年にあたる来年春の完成披露を目指す。(岩本進)
(2011-06-18 北海道新聞)