【ハナショウブ】
「『熊谷』名乗る侍:支局長からの手紙 中」高知
- 石川啄木の母の祖先が住んでいたとされるのは「音崎村」です。地検帳の解説によると、藤次良が住む中村郷は近世では「中村、宇山村、不破村、津ノ崎村」に当たります。津崎のページに藤次良の名前があったのです。津崎に1反18代4歩勺(1363平方メートル)の「下々畠」を持っていました。
- 「藤次良」の給地を1ページ1ページ探しました。地検帳の本のなかに次から次へと見つかるではないですか。少なくとも35カ所、計3町6反(3.6ヘクタール弱)以上になります。四万十川下流の要所に土地を持っており、最上級武士と言っても間違いない」。
- 「衆一覧」に名前があった「熊谷伊豆守」は、森沢村でようやく見つけました。そして「今ハ藤二(=次)良」のただし書き。
- 核心に近づいている予感はありますが、・・・。
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- 14日につづく【高知支局長・大澤重人】
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(2009-06-09 毎日新聞>地域ニュース>高知)