2009-03-27 「啄木-渋民尋常高等小学校の代用教員時代の住まい」 啄木 広場 【中央が斎藤家】 「旧斎藤家 啄木、代用教員時代の住まい」いわての宝 石川啄木のおかげで、貴重な江戸時代の宿場の町家も保存された。 1906(明治39)年、1年2カ月生活した渋民尋常高等小学校の代用教員時代の住まいである。 「斉藤方の表座敷が乃(すなわ)ちこの我が一家当分の住居。・・・この一室は、我が書斎で、又三人の寝室、食堂、応接室、すべてを兼ぬるのである。」 斉藤家は奥州街道玉山宿で宿屋を生業としていたという。 現在は盛岡市玉山区の石川啄木記念館の敷地内に移築復元されている。 (建築家 渡辺敏男) (2009-03-27 朝日新聞 マイタウン 岩手の宝)