〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「ローマ字日記」いよいよ最終回!


【啄木歌碑の文字・上野駅構内】


「ローマ字日記」石川啄木

  • 1909年(明治42)6月1日」と「20日間」

10 ka no Asa, Morioka kara dashita Miyazaki kun to Setsu-ko no Tegami wo Makura no ue de yonda.


予は思った:“ついに!”

妻子と離れていた生活から足を洗う・・・。
母と妻と子とが汽車から降りてくる・・・。

Ueno station no Platform


 Kisha wa I jikan okurete tsuita.  Tomo, Haha, Tsuma, Ko

  • ローマ字日記ページを作成して、いま思うこと

5年前から始めた「ローマ字日記」のページは、今回で終了です。カメの歩みでもいつか終わりがくることに感激しています。
「次回は、まだか」と待っていた方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。ほとんどアルファベット一文字ずつ打ち込みました。ローマ字日記だからローマ字で読もうと考えたばかりに・・・。
しかし、楽しい作業でもありました。啄木のそばに三歩ほど近づいた気がします。あるときは啄木の息のかすれが聞こえました。

つづきはこちら→「ローマ字日記」1909年6月1日