〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

『一握の砂』を朝日文庫版で読む 生まれたてブログ


【マンサク まず咲く】


生まれたてブログの紹介!
【『一握の砂』を朝日文庫版で読む 近藤典彦】


  東海の小島の磯の白砂に
  われ泣きぬれて
  蟹とたはむる

  • 歌を読む場合2つの方法がある。


1.その歌に関する情報をできるだけ集め、それら全てを踏まえて解釈する(研究者読み)


2.自分の好きなように読む(読者読み)

  • 啄木はいわば自分の歌を読者読みした。
  • われわれもこの歌の中に自分自身を見てみよう。

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『一握の砂』を朝日文庫版で読む 近藤典彦