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【ヤマボウシ】
- 大ヒット曲「千の風になって」の訳詞・作曲で知られる作家の新井満さんが14日、川崎市の昭和音大で「読書教養講座」を開いた。
- 新井さんは「文学と音楽の出会い」をテーマに、歌人石川啄木の歌集「一握の砂」から引用した短歌に自らでメロディーを付けた歌を3曲披露した。
- 「自分は20代のころ、啄木に感動して曲を作った。どんな文章でも言葉でも、そこに感動があれば、音楽を付けることができる」と強調。心に残る啄木の短歌にスローバラードのメロディーラインが重なり、会場から何度も拍手がわき上がった。
(2008-06-15 読売新聞)