〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「書くことのきっかけは石川啄木」

ヨメナ


「悲しみの原点 生きる力に」
 大石邦子さん エッセイスト(東北ひとサイト)

  • 会津本郷町生まれ。車いす生活で執筆・講演活動を続ける。著書に「この愛なくば」「この胸に光は消えず」、歌集「冬の虹」など。
  • 22歳のとき、通勤中のバス事故で半身不随になった。
  • 1968年、死と隣り合わせの5年間をつづった処女作「この生命ある限り」がベストセラーに。
  • 書くことのきっかけは石川啄木の歌。<友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ>
  • ベッドの中でも短歌なら詠める。それからは寝ても覚めても「五七五七七」。

(2007-11-03 読売新聞 東北)