【コスモス】
石川啄木と同じ時代に
「バイオリンを愛した木村和蔵さん紹介へ」
- 明治・大正期にバイオリンを愛した徳島市の教育者・木村和蔵さんを著書の中で紹介しようと、文芸評論家の末延芳晴さんが取材を進めている。
- 和蔵さんは1916年(大正5)に35歳の若さで小学校長に就任。
- 1903年(明治36)、当時はまだ珍しい国産バイオリンの名器「鈴木バイオリン」を購入するなど音楽好きでもあった。
- 末延さんは「石川啄木らもバイオリンを愛したが、徳島にもバイオリンを持って同じ時代を生きた一人の青年教師がいたことをしっかりと描きたい」と話している。
(徳島新聞Web 2007-10-08)