〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2023-04-24から1日間の記事一覧

<不来方のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心> 啄木

フジ 春秋 「大という字」を考える 石川啄木の最初の短歌集「一握の砂」から。<不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心>。不来方の城は故郷岩手県の盛岡城のこと。 啄木と同じ旧制盛岡中学の後輩、宮沢賢治の詩集「春と修羅」か…