〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2017-04-25から1日間の記事一覧

 啄木「不来方のお城のあとの草に寝て」誰にも言えない悩みを…

[シダレザクラ] 「天地人」[北日本新聞ウェブ] 「不来方(こずかた)のお城のあとの草に寝て空に吸はれし十五の心」。明治43(1910) 年の石川啄木の一首。啄木は故郷、岩手の盛岡中学の生徒で、お城は学校の近くに あった盛岡城だ。 大の字に寝転んで青空を…