〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2009-04-02から1日間の記事一覧

「見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを」

【サクラ サク】 今も読み継がれる詩「飛行機」 「飛ぶ夢を見た罰として永久に地上を走る地下鉄がある」。最近の短歌雑誌で若い歌人、石川美南のこの歌を見た松本健一さん(麗沢大教授)は、明治43(1910)年に評論「時代閉塞の現状」を書いた石川啄木が死の…