〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2008-03-01から1日間の記事一覧

詩を書き継ぐ「私」谷川俊太郎詩集

【弥生三月雛祭】 「私」谷川俊太郎詩集 谷川俊太郎 著 2007年 1,575円 「自己紹介」 “私は背の低い禿頭の老人です” 始めの一行に捕まった。 「さようなら」 “私の肝臓さんよ”と呼びかける。腎臓さん、膵臓さん、心臓さん、脳髄さんと続く。“私はこれから死…