太宰や漱石ら14人の手紙100点 土屋文明記念文学館で企画展
- 太宰治や夏目漱石など文豪たち十四人の手紙計約百点が並ぶ企画展「愛の手紙−文学者の様々(さまざま)な愛のかたち」が、高崎市保渡田町の県立土屋文明記念文学館で開かれている。同館によると、県内でこれだけ著名な文豪たちの手紙を一堂に見学できるのは初めて。約七割を占める日本近代文学館(東京)の所蔵品には、県内初公開が多数含まれている。
- 展示しているのは、樋口一葉、谷崎潤一郎、斎藤茂吉、有島武郎、芥川龍之介、森鴎外、石川啄木、与謝野晶子、萩原朔太郎、室生犀星など。妻、恋人、子ども、家族などに宛てた手紙が並んでいる。
- 企画展は九月十八日まで。(菅原洋)