〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

企画展「啄木ミューヂック」石川啄木記念館 ~1/11


[クコ]


啄木と音楽、関わり深く 盛岡・玉山、記念館で企画展

  • 石川啄木記念館(森義真館長)の第4回企画展「啄木ミューヂック」は、盛岡市玉山区渋民の同館で開かれている。啄木と音楽との関わりや、優れた曲を得て今も歌い継がれる短歌などを紹介し、その魅力を浮かび上がらせている。
  • 「啄木の作品に登場する音楽」では、小説「雲は天才である」の主人公の代用教員が生徒に自作の歌を歌わせる場面を紹介。「春まだ浅く」の歌詞が登場し、後に古賀政男清瀬保二が曲を付け広まったことを解説する。「歌謡曲として親しまれる啄木」は、歌謡曲の歌詞と啄木の歌を並べ、強い影響がうかがわれることを浮き彫りにしている。
  • 来年1月11日まで。

(2015-11-14 岩手日報

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