[キンミズヒキ]
啄木と音楽の関わりを紹介 盛岡の記念館
- 盛岡市の石川啄木記念館で、啄木と音楽との関わりに焦点を当てた「啄木ミューヂック」展が開かれている。来年1月11日まで。
- 啄木は後に妻となる堀合節子の影響で、バイオリンやオルガンを奏で、音楽に親しんだ時期があった。西洋音楽では楽劇で知られる作曲家ワーグナーの思想に深い関心を寄せ、17歳で評論を執筆したこともある。
- 森義真(よしまさ)館長は「啄木の作品は現代の人の心にも響き、生きている。そうした新しい魅力に触れてほしい」と話す。(金本有加)
(2015-10-30 朝日新聞)
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