〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

ロボットが石川啄木の「一握の砂」を朗読 山梨


[ヤマラッキョウ]


ロボ「ペッパー」が図書館で見習いスタッフ 案内や朗読へ猛特訓中 山梨・山中湖村

  • 山梨県山中湖村の村営図書館「山中湖情報創造館」に、指定管理者のNPO法人地域資料デジタル化研究会が人と会話するロボット「ペッパー」を導入して、図書館の新サービス展開を始めた。
  • ペッパーは身長121センチ、体重30キロ。額と口に内蔵されたカメラで人を認識し、頭部のマイクと頭部両側のスピーカーで音声に反応して会話する。同館に着任した当時は簡単なあいさつ程度だったが、特訓の成果で、「何について知りたいですか」と入館者に尋ね、「児童図書はこちらです」と話し、胸に固定されたタブレット端末の画面で館内配置図を示して案内するようになったり、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」や石川啄木の「一握の砂」などを朗読して聞かせたりするまでに成長した。
  • 丸山館長は「来春には“見習い”を解いて、一人前の図書館スタッフとして働いてもらいます」とも話している。

(2015-10-06 産経ニュース)

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