〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

企画展「『真の男!』〜宮崎郁雨と啄木」〜9/6


[ボリジ]


啄木と郁雨、友情に光 盛岡・玉山で企画展

  • 石川啄木記念館(森義真館長)の企画展「『真の男!』〜宮崎郁雨(いくう)と啄木」は9月6日まで、盛岡市玉山区渋民の同館で開かれている。同区出身の詩人・歌人石川啄木(1886〜1912年)の函館時代からの親友で、啄木一家に惜しみない援助を与えた宮崎郁雨(本名大四郎、1885〜1962年)に光を当て、2人の友情を伝えている。
  • 同展では、苜蓿社の文芸雑誌「紅苜蓿(べにまごやし)」や、「一握の砂」発刊直後から郁雨が函館日日新聞に連載した書評「歌集『一握の砂』を読む」、啄木が郁雨に礼の手紙を宛てた形で同紙に連載した「郁雨に與(あた)ふ」などを紹介。
  • 関連行事
    • 関連講演会「啄木と宮崎郁雨」 6月13日午後2時から、渋民勤労者研修センター。先着40人。聴講無料。講師は森館長。
    • ギャラリートーク(各日午後2時) 5月31日(日)、6月28日(日)、7月26日(日)、8月30日(日)。

(2015-05-15 岩手日報

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