- ショパン、高杉晋作、沖田総司、正岡子規、石川啄木、竹久夢二、ビビアン・リー。みんな、結核で亡くなった人たちだ。最近の有名人は思い浮かばないから、結核は過去の病気と思いがちだが、いったん収まった後に再び流行する「再興感染症」として世界が対策に取り組む。
- 2012年に世界では860万人が発病し、130万人が亡くなっているという。日本では戦後、患者が急速に減ったが、現在は横ばい状態で、年間2万人以上が発病する。
- きょう24日から1週間は「結核予防週間」。週間の趣旨は、一人一人の関心を高めること。(輔)
(2014-09-24 山陰中央新聞)
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