〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

ブログ再開!『一握の砂』を朝日文庫版で読む


[テイキンザクラ]


第1回「我を愛する歌」の研究
今年1月に中断の「『一握の砂』を朝日文庫版で読む」のブログが再開された。

第1回 「我を愛する歌」の研究 近藤典彦

  • 『一握の砂』に張りめぐらせた編集・割付の巧緻については、「みぞれ降る/石狩の野の汽車に読みし/ツルゲエネフの物語かな」1首の解読をきっかけに展開した。
  • 『一握の砂』全5章の中に読み取れる限りのものを読み取ったはずだった。
  • 「我を愛する歌」の章には、見開き4首毎に張りめぐらせた巧緻は認められなかった。
  • やがて「『心の姿』百態がランダムに配置される」箇所(11ページ)にさしかかった。それ以後の評釈は表面的には簡単そうだが、非常にむずかしかった 。


詳しくは…『一握の砂』を朝日文庫版で読む 近藤典彦