[黄葉]
「一握の砂」発刊から100年 元国際啄木学会長に聞く
- 石川啄木の第1歌集「一握の砂」発刊100年を迎え、盛岡市内では記念パーティーが開かれた。
- 今、「一握の砂」を読む意義を、元国際啄木学会会長の遊座昭吾さんに聞いた。
- 「一握の砂」の歌の中には、ゆかりのある地名が出てくる。
盛岡の中学校の
露台(バルコン)の
欄干(てすり)に最一度我を倚(よ)らしめ
- 啄木が幼少期を過ごした渋民という地名も出てくる。
かにかくに渋民村は恋しかり
おもひでの山
おもひでの川
- 啄木は、当時の時代を凝視し、閉塞状況を見つめていた。現代の日本は、このままでいいのでしょうか。啄木の歌が、現代の若い人々に何かのイメージを与えてくれると思います。
記念パーティー