[ボリジ]
高知桂浜で両知事結束
- 達増知事は「大空と海を越え来て友に会い光の中で啄木を見る」と心境を一首歌った。「啄木の父石川一禎終焉の地に歌碑を建てる会」は,「啄木の父のえにしに岩手人(びと)土佐人(びと)つどふ父子(おやこ)の歌碑に」と返歌し、啄木が結び付けた両県の縁を喜んだ。
- 国民宿舎「桂浜荘」での対談では、別の時代に生きた龍馬と啄木に通ずることとして、達増知事は「国のあり方に正面からぶつかっていった」、尾崎高知県知事は「思想家であり人間味にあふれている」とそれぞれ分析した。
- 尾崎知事は「岩手と高知のタイアップは意外性があり、都会の人にも興味を持ってもらえそう。野菜の出荷時期なども違い、補い合える」と歓迎。達増知事も「地方が生き残り発展するには、地方同士の交流が重要。一段高いレベルの改革には龍馬のやったことが参考になる」と力を込めた。